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退職のテクニック

退職すると決めると、色々と悩む部分が出てきます。上司へ報告するタイミング、ボーナスなどの給与、雇用保険で損をしないためのプランニング、職場の人間関係を壊さないために気をつけること。転職先は辞める前?それとも辞めた後に探すべきなのか?万全の計画を整えましょう!

辞めるタイミングをプランニング

よく「思い立ったが吉日」と言いますよね。

でも、スキルアップのために転職するとき、
自分の力をもっと生かせる場所に転職したいと考えるときは、
思ったときが吉日ではありません。

生活をするために仕事を続けることは必要ですから、
仕事をしつつ、次の仕事も探しつつと、非常に忙しくなります。
辞めるからには引継ぎもありますし、逆に入社準備もあります。
色々な手続きが伴いますので、しっかりと計画を立てて、
長期的にプランを立てたほうが、
自分にとっても、自分の周りで働く人にとっても、
それぞれの会社にとっても迷惑にならず、一番確実です。

転職に関しては「急がば回れ」ですね。

転職のプランのポイントは
求職と、退職に必要なアクション・流れを
整理したうえで、リンクして、そつなく行動することです

このためには、転職と退職にあたって、
それぞれ何が必要か綿密に計画しなくてはなりません。

転職マップ

退職に必要な期間を考えて手順を整理して、
順調かつ円満に進めていくことがポイントです。

辞める時期の損得を考えよう

どうしても今辞めなくてはならない、
今行動を起こさなくてはならない状態でない場合、
いつ頃に辞めるかということは誰しも考えることですよね。
このことは「辞めるタイミングをプランニング」の項でお話しました。

辞める手順のチャートもとても大切なのですが、
辞める時期によって、金銭的にも差が出ることがあります。

今日、明日単位の話ではなく、長い目で見なくてはならない条件もありますが、
知っておくのと知らないのでは大きな損をすることもあります。
それも現金での損得ですから、直接的なダメージが大きいですよね。

まず辞める理由としてハッキリしたいことはこの3つ。

1)自己都合で辞める
2)会社の早期退職希望者募集、退職奨励などに応じて、合意の上辞める
3)契約解除による解雇

雇用保険の受給期間や、給付日数が大きく変わりますので、
会社側と確認しておかなければなりません。

辞める時期で気をつけることとして、

【退職金】
辞める時期によって大きく変わる場合があります。
早く辞めると、下手をすると、まるまるもらえないことも。
今辞めるといくらもらえるのか、キチンと計算して確認してください。
また、長く勤めるほど、税の軽減措置が大きくなります。

【社会保険】
勤務年数5年、10年、20年は、社会保険の権利と保障が手厚くなる時期です。
詳しくは「社会保険はしっかり使おう」を参照してくださいね。
退職後に資格を取りたいと考えている場合は、教育訓練給付金の受給のあるなしを分ける、
「雇用保険に3年以上加入」の条件を満たしてからが辞め時ですよ。

【雇用保険】
基本手当の日額の算出は、退職前日前の6ヶ月の給与総額を元にします。
退職する6ヶ月前の給与を、出来るだけ上げる努力をしておくと
基本手当に反映されます。

どれだけ勤めたか、ほんの少しの差で
退職金、厚生年金、雇用保険の基本手当などもらえる金額や、
権利が大きく変わってきますので、
辞める前に意識することが、賢い辞め方です。

辞め方次第で一銭ももらえない実例を見よ

実は、これは私のハナシです。(^^;;

その当時若かったこともあって、勉強不足の私が悪いのですが、
今振り返れば「随分ソンをしたー」という悔しいハナシです。

同じく後から悔しい思いをする人もいらっしゃるでしょうから、
ぜひ知っておいて頂きたい思いで、紹介しますね。

一般の会社に2年半勤めて、結婚したので時給制の契約社員になりました。
約9ヶ月勤めて、出産のために退職しました。
ハローワークで期間延長して、3度の出産で3人の子供を産みました。

退職金も、出産手当も、失業給付も、一銭ももらえませんでした!!(+o+)

さて「何で?」ということになるのですが、
その時は、そういうもんだと解釈しました。ダメですねぇ…(^^;;

今更ながら、自己分析の結果。

結婚時、会社の勤務形態を変えたときに
「一度退職というカタチを取って、契約社員として再雇用する」と
会社に言われるがまま手続きをした。

これが、一番大きな損失の原因だと考えられます。

このことから「3年未満の勤務だと退職金はなし」という就労規則だったため、
社員で2年半、契約社員で9ヶ月の私は
退職金はもらえない…ということになりますよね。

さらに、契約を変更したときに、健康保険を任意継続しなかったハズ…。
契約社員として9ヶ月勤めて出産したので、
6ヶ月以上経って出産した私は、出産手当金の対象外。

退職して、よくわからないまま行ったハローワークでは
よく解らないまま延長手続きをしたものの
3人の子供を産んで保育園に送り出してから改めて行ってみたら
軽く4年の年月が経っていて、失業給付を受ける権利自体が失効していた…のです。

受給を受けていたとしても、私の基本手当の計算は、
契約社員として勤めていたときの賃金を元に計算するわけですから、
微々たるものだったと推測できます。

これを知っていたら、私、契約変更なんかしなかったですよ…(;_;)

このように、大抵、後から自分の損を知って後悔するものです。
そして「2度とこんなバカはするものか!」と誓うのです。(^v^)

私の勤め先は女性が少なかったので、
このケースの契約の変更が、私が初めてだったこともあり、
目先の手続きが簡単なものということで、辞めて再契約という手段を取りました。
私もそれを承知しました。(手続きがややこしくないって言うからね。)

退職金のことは、手厚く謝られました。(笑
その時は、私も「数百万もらえるわけじゃないでしょう?」と笑い飛ばしました。

今思えばバカだった…!!!(私がです…)

どうか、こんな思いをする人が一人でも少なくなりますように…。

転職の理由はポジティブに

誰しも「もうこんな仕事やめたーい!」と思うことは
普通にあることですよね。

言うだけでスッキリすることだってあります。(^v^)

ただし転職を前提にするのなら、本当に辞めるのか、辞めないのか、
辞めて自分がどうしたいのかしっかり考えなくてはなりません。

転職するということに、リスクがあるのは当然です。
辞めてしまえばその先どうなるのか、
今以上の環境を確実に得られるのかと言えば、
正直働いてみなければ解らないことばかりですよね。

そこを打開するためにも
「どうして転職するのか?」ということが一番大切です。
やりたいことがあれば、目標がハッキリして
自分の望んだ道であれば、新しい職場でも頑張れますよね。

ただ「今の職場がイヤだから」と理由で転職をしてしまうと
同じことを繰り返すケース可能性は非常に高くなります。
なぜ嫌なのか、なぜ今の職場ではダメなのか。
その理由を職場環境と会社だけに求めず、
自分にも問い正して、それから転職を考えても遅くはありませんよ。

円満退職は重要

会社を辞めるってなかなか言い出しにくいですよね。

理由を聞かれたら、濁したほうがいいのか…
いつ誰に切り出したらいいのか…
止められたらどう反応してよいのだろうか…

などなど、悩みは尽きませんが、
だからと言って、突然辞めてしまう事はもってのほか!
一番、失礼で迷惑で、マナー違反となる行為です。

辞表をたたきつけるのも、その場で辞めてしまうはドラマチックですが
漫画とTVドラマだけにしておいてくださいね。

実は、会社の辞め方は非常に重要です。

切り出す時期は仕事の山場を避けて、状況を見ながら決めましょう。
誰より先に直属の上司にだけ告げます。
理由も優柔不断な内容や、給与や職場環境の不備をもらすのではなく
将来の目標や志望を明確に、穏やかに話しましょう。

辞めることが決まってからも上司や会社の指示に従って、
辞めるのは自分であっても、余計な言動は慎むことです。

転職先の会社がどのような辞め方をしたのか、
勤務状況や勤務態度などを会社側に確認することもありますし、
会社同士がトラブルにならないように確認を取り合います。

辞めてから悪い評判が立ってしまうことも行動次第ではありえます。
下手をすると、会社の文房具を返し忘れただけで
窃盗罪で訴えられることだって考えられますので、本当に気をつけてくださいね。

気持ちよく会社を後にすることを心がけましょう。

退職願を出す理由

上司との話し合いを重ねて、具体的に退職日が決まったら、
しなくてはならないことがあります。

それは「退職願を出すこと」。

これを突きつけて、ビリビリ破られている場面がリアルに頭に浮かびますが、
本当の順序は、退職日が決まってからなんですね。

漫画の見すぎですかね〜(笑

そうすると「退職が決まったのになぜ出すの?」と言うことになりますが
退職願は「合意による労働契約の解約の申し込み」で、
自己都合で辞める場合は基本的に提出します。
誤解や慰留を防止するためにも、退職日をしっかり明記して
退職の理由は 「一身上の都合」でOKです。

ここに、ウダウダと本当の理由を書き連ねないように…。(^^;;

退職届

他に「退職届」や「辞表」という言葉がありますが、使わないでくださいね。
恥ずかしい思いをするかもしれません。
退職を申請して承諾する、という意味合いですので
「願」と覚えておきましょう。

辞めると次を探すはどっちが先?

転職をする時に考えるのは、仕事をしながら次の仕事を探す方法と、
辞めてから仕事を探す方法と2つの方法が考えられます。

先に辞めからという場合は、仕事をやめて無収入の時期が出来ても、
生活に困らないことが、まず条件となります。

その他に、仕事をしながらの求人には無理がある場合
応募したい求人がたくさんある、
資格や技能を取ってから求職したいなどの理由も挙げられます。
健康状態が良くない場合や、精神的に疲れているとき、
しばらくリフレッシュしたい場合なども、
先に辞めるという手段を選ぶ方は多くいますね。

求職活動に専念できるのも、先に辞めた場合の強みとなりますし、
辞める会社、就職する会社の間で、予定を併せて行動するなど
時間的な制約も少なくなり、よりアクティブな求職活動ができます。

これらの条件に当てはまらない場合、
仕事をしながらの求職活動する方法を選ぶしかありません。

住宅ローンを抱えている、扶養家族がいる場合は、収入の問題、
寮や社宅に住んでいる場合や、仕事の引継ぎの関係などで
在職したまま求職をせざるをえない場合も多々あります。

両立する場合は、スケジュールの管理と気力・体力勝負です。
ダラダラとあいまいに行動せず、
1つ1つの作業を、てきぱきと進めるようにしましょう。

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